千葉大学履修証明プログラム
2021年度
地域療養設計管理者養成プログラム


設計コース (60時間)

管理コース (60時間)

履修生募集中
コロナによって人々の暮らし方がかわります。あなたの足元を見直してみませんか?人との接し方が変わって、働き方も変わります。人生百年と言われていながら、ケアの現場は課題満載。ケアの課題を改善していきたい。そういう働き方・生き方を学びましょう。

ケア・介護から自立支援をこえて本人のやりたいことの支援ができる人材の養成
〜すべての人が最期まで輝くために〜

 日本は、今、超高齢社会を迎えています。高齢者を支えるためには、個人での高齢者に対応だけでなく、多職種や地域社会を巻き込む必要があります。また、医療・介護だけではなく精神面・生活面などをサポートする様々な知識・技術も必要です。これらの知識・技術を習得した人材を輩出することにより、地域の高齢者が安心して暮らせる社会をサポートします。

こんなあなたに 設計コース

身近な人が大病を患った時、きちんとサポートしたい

高齢者や最期を迎えようといしている人が自身の希望を叶えるためのサポートをしたい

こんなあなたに 管理コース

地域の人へ説得力のある情報を発信したい

人を巻き込みながら地域を変えて行きたい

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設計コース

設計コースは、基本的な知識を学び地域で療養するひとに対する計画を立てることにより高齢となり自宅で療養する人や最期をむかえようとしている人などが自身の希望をかなえることをサポートできる人物の養成に特化したコースです。

設計コースの講義について
(各テーマは、5回講義の出席もしくはe-learningによる学習が必要です)

認知症

認知症への医学的な対応(医師の対応)について知る。
治療可能な認知症を区別できるようになる。
薬の副作用などを十分に理解し、適切な処方について理解する。
認知症専門の診療を長年携わってきている精神科医 上野秀樹先生による講義です。


緩和ケア 病院の緩和ケアの実態について知る
病院から居宅へのスピード感を持った移行のために必要な組織の作り方を修得する
緩和ケアの基本的な知識について学ぶ
スピリチュアルケア トータルペインについて
患者の精神面を支える技術を修得する
臨床宗教師の活動について理解する
ICF ICFの概念から 患者支援を考えてゆきます。
事例をICFの観点からワーク等を通して検討することにより、ICFの観点を身につける。

患者体験 実際の患者の話を聞く
患者の立場から医療に何がもとめられているかを知る
実際に難病、がんなどを経験した人たちにお話をお聞きします。

ケアコミュニケーション 医療者、介護者側と患者側との物事の捉え方の違いについて学ぶ
この違いを克服するための技術を修得する
ケアをする相手にたいしてやってはいけないことを知る

スピリチュアルケア トータルペインについて
患者の精神面を支える技術を修得する
臨床宗教師の活動について理解する

管理コース

管理コースは、一人の力だけではなく地域の人たちを巻き込んでゆくために必要な知識を学びます。地域社会をまきこみ生活面の支援を行うために法律面や金銭面におよぶ知識を身につけるとともに科学的根拠に基づく提言・発信ができる能力を身につけることを主目的としたプログラムです。

管理コースの講義について
(各テーマは、6回講義のうち5回以上の出席もしくはe-learningによる学習が必要です)

在宅医療技術・技法 最新の在宅医療に関わる技術を学ぶ
医療器具、医療機器を使用する際の技術を修得する

*口腔ケア、アピアランスケアは、実際の技術の実習を交えながらの学習となります。
そのほか、在宅におけるベッドについては企業から講師を派遣していただきます。
ALSなどの疾患に対するケア技術については、この分野の専門医師による講義です。
体をつくる 看護・介護に役立つ身体術を修得する
食事や栄養についての基本的な考え方を学ぶことにより、食事・栄養面から体を整えることを学ぶ 

稲毛病院にて ビタミン外来にて診療を行っている 佐藤務先生 身体技法研究家 甲野陽紀先生による実践的な講義です。 実際に体を動かすなどのワークショップ形式の講義となります。
お金と政策 コミュニティビジネスの始め方、継続の仕方などを学ぶ
実際の現場へ足を運びコミュニティビジネスを体験する
がんカフェ、認知症カフェなど地域で療養している人への居場所を提供する方法や注意点について学ぶ

コミュニティビジネスは、実際にコミュニティカフェ運営などを成功(黒字化)している永棟氏による講義です。

ファシリテーション ファシリテーションの技術の修得
実際にイベントを企画・運営を行うことにより、地域住民へのアプローチ方法を修得する

* この講義は、実際にイベントを立ち上げイベントを実行します。
地域活動 行政や警察などの高齢者に対する取り組みを学ぶ
地域住民を巻き込みながら活躍している人たちから地域活動の始め方、継続の仕方を学ぶ

このテーマでは、行政、市民活動などで地域の人を巻き込んだ活動をされている人に講師をしていただきます。
ケア分析 (医療統計実践) 公正なアンケートの作成方法を学ぶ
実際にアンケート作成し、課題を明確化する
アンケートの集計方法を学ぶ

*この講義では、実際に課題をみつけデータ解析を行い、研究発表(修了式にて)を行います。
医療統計(補講) 医療統計に必要な基礎を学びます
これは、フル履修コースの講義です。 統計実践の研究発表に不安のある人は、補講として受けていただきます。

第1回:平均値など基礎的な量について               
第2回:平均余命、平均寿命             
第3回:ヒストグラムなどグラフを描く          
第4回:精度、正確度 など 
第5回:感度、的中度などを使いこなす 相関関係  




お金と政策 コミュニティビジネスの始め方、継続の仕方などを学ぶ
実際の現場へ足を運びコミュニティビジネスを体験する
がんカフェ、認知症カフェなど地域で療養している人への居場所を提供する方法や注意点について学ぶ

コミュニティビジネスは、実際にコミュニティカフェ運営などを成功(黒字化)している永棟氏による講義です。

看護師

千葉県在中Fさん

熱い信念を持つ、経験豊富な講師の方々は、まさにその道のプロフェッショナルでした。講師と受講生とのディスカッションはとても貴重で、ふだんの世界とはまた違う考え方に触れ、自分自身の考え方も広がり、私のターニングポイントの一つになりました。



VOICE

マッサージ師

千葉県在住Aさん
直接マッサージには関係ない講義だったにもかかわらず、マッサージの質が向上したと利用者の人に言われることが多くなった。
ここで学んだことが生きているようだ。
VOICE

市民活動

埼玉県所沢市在住Hさん
この講義に出て、第3の人生(定年後の活動から先)が開けた気がする。
VOICE
現役の人から定年を終えたあとの人などさまざまな人の学習の場になっています。講師だけでなく、他の履修生との交流も魅力です。

マッサージ師

千葉県在住Aさん
直接マッサージには関係ない講義だったにもかかわらず、マッサージの質が向上したと利用者の人に言われることが多くなった。
ここで学んだことが生きているようだ。
VOICE

ネットを通して、遠隔地でも受講可能(現在、コロナ禍によりzoomの講義が中心です。教室講義は、コロナ禍の影響がなくなりましたら行います)

コロナ禍の影響により zoomでの講義が中心となっています
(教室まで足を運べない時には)

ネットを通して、リアルタイムで講義を視聴できます。チャット機能を使い講師への質問も可能です。 後から動画を視聴し学習・復習もできます。

講義概要

開催期間 2021年11月~2022年9月30日
講義数 設計コース 30講義 (60時間)
管理コース 30講義 (60時間)
開催日時 教室講義:平日の午後7時~午後9時(週2回、原則月・水曜日)
e-learningも可
場所 zoom講義

千葉大学医学部附属病院 1階 患者支援センター(コロナ禍の影響がなくなった場合)
受講料
設計コース 70,000円
管理コース 70,000円
募集人数 設計コース 10名
管理コース 10名
お申し込み方法 2つの方法があります

1.志望票の送付
まず、千葉大学医学部病院のホームページから履修志望票をダウンロードしてください。この志望票を埋め、問い合わせ先までお送りください。(郵送、メールにて受け付けています。)
2.下記の申し込みフォームからお申し込みください。
決定 受講者の参加決定は、申込決定後、選考いたします。
受講決定の可否は、お知らせいただいた御連絡先宛に通知いたします。
受講が決定した後に、卒業証明書・修了証等(大学の入学規定をみたしていることを証明する書類)をご送付いただきます。
お問合せ先 〒260-8677 千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
千葉大学医学部附属病院 地域医療連携部 履修証明プログラム係
TEL 043-222-7171(代表)内線 6471
メール:hmahara@chiba-u.jp
場所 zoom講義

千葉大学医学部附属病院 1階 患者支援センター(コロナ禍の影響がなくなった場合)

お申込み

お申込みは下記のフォームからお願いいたします。
フォームから送信された内容はマイページの「フォーム」ボタンから確認できます。
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送信

運営者の紹介

竹内 公一

千葉大学医学部附属病院 地域医療連携室

部長、特任准教授
日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定医

真原 仁

千葉大学医学部附属病院 地域医療連携室

特任助教

真原 仁

千葉大学医学部附属病院 地域医療連携室

特任助教

よくある質問

Q
2つのコースがありますが、一度に2つのコースを受講することは可能でしょうか?
A
可能です。ただし、2つのコースを受講すると週2コマのペースで学習する必要があります。
Q
全ての講義には、参加できないのですが受講は可能でしょうか?
A
教室での講義に参加できなかった場合のために学習サイトを用意しております。こちらでは、終了した講義の録画を視聴することができます。
Q
講義動画の視聴は、修了条件を満たすため出席としてカウントされますか?
A
はい。カウントされます。
Q
Web中継とありますが、講義は好きな時間に視聴することが可能なのでしょうか?
A

学習サイトから教室での講義が終了した講義は、お好きな時間に視聴することができます。

Q
受講するための条件(年齢制限、職種など)はありますか?
A
大学入学資格(高校卒業以上)を持っている必要があります。
Q

新型コロナウイルス への対策は?

A
新型コロナウイルスの影響により、教室で集まり講義ができない場合は、web中継による講義を開催します。
Q
2つのコースがありますが、一度に2つのコースを受講することは可能でしょうか?
A
可能です。ただし、2つのコースを受講すると週2コマのペースで学習する必要があります。

リンク集

地域療養設計管理者養成プログラムの目的

 日本は、今、超高齢社会を迎えています。高齢者を支えるためには、個人での高齢者に対応だけでなく、多職種や地域社会を巻き込む必要があります。また、医療・介護だけではなく精神面・生活面などをサポートする様々な知識・技術も必要です。これらの知識・技術を習得した人材を輩出することにより、地域の高齢者が安心して暮らせる社会をサポートします。

履修証明プログラムとは

遠隔医療マネジメントプログラムは、千葉大学の履修証明プログラムです。履修証明プログラムは、主に社会人等の学生以外を対象としたプログラムです。 履修修了者には、本学学⻑から履修証明書を交付します。履修証明プログラムは、 「ジョブ・カード制度」において職業能力証明書(ジョブ・カード・コア)」と して位置付けられています。

地域療養設計管理者養成プログラムの目的

 日本は、今、超高齢社会を迎えています。高齢者を支えるためには、個人での高齢者に対応だけでなく、多職種や地域社会を巻き込む必要があります。また、医療・介護だけではなく精神面・生活面などをサポートする様々な知識・技術も必要です。これらの知識・技術を習得した人材を輩出することにより、地域の高齢者が安心して暮らせる社会をサポートします。

裏のテーマ

  • この講座には、2つの対立する軸を見つめ皆で考えてゆくことが裏のテーマになっています。
  • 生と死、 病気と健康、 身体と脳、 社会と個人、 医療者側と患者側 など 違った立場から一つのことをみつめます。  


問合せ先

千葉大学病院 地域医療連携部 履修証明プログラム係

〒260-8677 千葉市中央区亥鼻1-8-1

電話 043-222-7171(内線6471)
FAX 043-226-2632

Email: hmahara@chiba-u.jp     担当 真原仁

謝辞

イラスト このホームページに掲載したイラスト、告知チラシは日本遠隔医療学会の賛助会員でもあるアワーズ株式会社と同社の専属デザイナー、専属イラストレーター(浅里さん、香月茉莉花さん)、専属デザイナー(井上まどかさん)に協力頂きました。ありがとうございました。
ご寄付 第2期生である平塚今朝人氏よりご寄付をいただきました。ありがとうございました。